肩こり

症状

症状

肩に痛みを感じる状態です。

首すじ、首のつけ根から、肩または背中にかけて張った、凝った、痛いなどの感じがし、頭痛や吐き気を伴うことがあります。

痛みの原因

痛みの原因となる筋肉(肩こり)
上部僧帽筋

肩甲骨の拳上、上方回旋

棘上筋

腕外転

痛みの原因は、肩周りの拘縮した筋肉です。

肩こりがある場合は、姿勢が悪くなっているので、骨盤周りや関節周りの筋肉の施術をする必要がある場合がほとんどです。腰回りや関節周りの筋拘縮が姿勢を悪くし、肩に負担をかけます。

姿勢が悪い状態で肩の施術をしても、常に肩に負荷が掛かっている状態であるため、肩こりを繰り返してしまいます。肩こりを繰り返さないために、姿勢の改善→肩こりの順に施術をすることが重要です。

肩こり発生までの流れ
STEP
腰回りや関節周りの筋拘縮が増加する

身体の負荷や怪我などにより、腰回りや関節周りの筋拘縮が増加します。

STEP
身体のバランスが悪くなる

腰回りの筋拘縮が増加することにより、反り腰、猫背、首が前に出るなどで更に身体のバランスが悪くなります。

STEP
肩周りの筋拘縮が増加する

首が前に出た状態になると、頭(約4~6kg)を肩、首、背中で支えるため、肩、首、背中に負担がかかります。

STEP
酸欠による肩こりが発生する

腰に負担がかかることにより、腰周りの筋拘縮が増加し、血流不足による酸欠状態が発生し、痛みが発生します。

姿勢の改善→肩こりの順に施術をすることが重要です

骨盤のゆがみのイメージ
姿勢の悪さによる身体への負担

骨盤のゆがみがあると体重の負荷分散ができずに、筋肉のある一部に負荷がかかりやすい状態になります。(上記画像の「猫背タイプ」と「反り腰タイプ」のことです。)
この負荷が日常生活で常に起こっているので様々な筋肉に負荷がかかりやすい状態になります。

骨盤前傾、骨盤後傾のイメージ
骨盤周りの筋拘縮による姿勢への影響

骨盤の位置がズレているのも筋拘縮が原因です。

筋肉は必ず骨についているのですが、その筋肉が拘縮していると筋肉が短くなり骨を引っ張ってしまうのです。骨盤も骨なので同じことが起こり、骨盤の位置がズレてしまい、反り腰や猫背になります。

ニュートラルポジションのイメージ
ニュートラルポジション

肩こりがある場合は、姿勢が悪くなっているので、骨盤周りや関節周りの筋肉の施術をする必要がある場合がほとんどです。腰回りや関節周りの筋拘縮が姿勢を悪くし、肩に負担をかけます。

姿勢が悪い状態で肩の施術をしても、常に肩に負荷が掛かっている状態であるため、肩こりを繰り返してしまいます。肩こりを繰り返さないために、姿勢の改善→肩こりの順に施術をすることが重要です。

なお、負荷のかからない姿勢のことをニュートラルポジションと言います。(上記画像の姿勢です。)

改善可否

筋拘縮が原因の慢性痛の場合は、筋肉弛緩療法による改善が可能です。

注意
  • 炎症による痛みが強い場合は、2~3日程度様子を見ていただいてからお越しください。
  • 疾病、怪我(打撲、骨折)、難病等の痛みについては、治療院をおすすめする場合も御座います。

まとめ

まとめ
  • 痛みの原因は、筋拘縮による血流不足、関節包の圧迫
  • 痛み、姿勢の改善方法は、筋肉弛緩療法による筋拘縮の解除
  • 筋肉弛緩療法は、硬い筋肉に負荷が掛からない姿勢をとり90秒間キープする手法

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